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14年ぶりの杉の街
先週は授業を欠席して、鳥取県の智頭町に行ってきた。
この町は、14年前に大阪と鳥取を短絡する「智頭急行」が開通し、筆者はそれを契機とした地域振興の企画を提案して調査を行った場所である。
最近、山村関係の仕事に関わるようになったが、いわばその原点の街ともいえる。
この町は、市町村合併を選択せず、独立路線を歩んできた。
智頭町の地域活性化へほの取り組みの歴史は古い。
昭和60年代に鳥取県で国体が開催された際に地域活性化チームが結成されたのが、きっかけである。
「地域経営」という発想のもとに様々な取り組みをしてきた。
当時の調査でお世話になった先生が、鳥取大学工学部の社会開発工学科の先生であり、その時にも職場を辞めて学生になろうかと考えた時がある。それから14年、21世紀社会デザイン研究科という研究の場にもつながっている。
14年ぶりに行ってみて感じたが、地域が自ら振興をしようという「内発的なDNA」は残っていた。
最近、市町村合併でなくなる市町村が多いが独立の道を歩んでいる市町村には何かその住民たちに内発的な発展をする遺伝子が残っているように感じる。
この町は、14年前に大阪と鳥取を短絡する「智頭急行」が開通し、筆者はそれを契機とした地域振興の企画を提案して調査を行った場所である。
最近、山村関係の仕事に関わるようになったが、いわばその原点の街ともいえる。
この町は、市町村合併を選択せず、独立路線を歩んできた。
智頭町の地域活性化へほの取り組みの歴史は古い。
昭和60年代に鳥取県で国体が開催された際に地域活性化チームが結成されたのが、きっかけである。
「地域経営」という発想のもとに様々な取り組みをしてきた。
当時の調査でお世話になった先生が、鳥取大学工学部の社会開発工学科の先生であり、その時にも職場を辞めて学生になろうかと考えた時がある。それから14年、21世紀社会デザイン研究科という研究の場にもつながっている。
14年ぶりに行ってみて感じたが、地域が自ら振興をしようという「内発的なDNA」は残っていた。
最近、市町村合併でなくなる市町村が多いが独立の道を歩んでいる市町村には何かその住民たちに内発的な発展をする遺伝子が残っているように感じる。
ゆうやけこやけ
先日、八王子市の某小学校に行ってきた。
山村再生の関係の仕事であったが、ゆうやけこやけの歌詞を作詞した作者の出身の場所である。
現在は近隣を圏央道のトンネルが貫いているが、周りは東京とは思えない山の中。
全校生徒は54人。
ある学年の教室を見せていただいたが、一学年6人で男子のみ。
極めてゆとりのある教室、ただしカンニングなんて絶対に無理(笑)
児童たちは、極めて恵まれた自然環境の中で小学校の6年間を過ごすことができる。
東京のコンクリートジャングルの中で暮らす人にとっては極めてうらやましい限りであるが、
この小学校にも効率化の名のもとに統廃合の波がひたひたと迫っている。
今回の取り組みは、特色あるこの小学校の取り組みを活かして、小学校と地域の活性化を
図ろうとするものである。
先週と今週は「事業仕分け」の話題に事欠かない。
また、市町村合併の影響で統廃合されてなくなってしまった山村の学校も数多い。
世の中「効率化」の名の下に大切なものを捨てていないだろうか。
たまには「ゆうやけこやけ」でも歌って、もう一度大切なものはなにかを思い出したい。
山村再生の関係の仕事であったが、ゆうやけこやけの歌詞を作詞した作者の出身の場所である。
現在は近隣を圏央道のトンネルが貫いているが、周りは東京とは思えない山の中。
全校生徒は54人。
ある学年の教室を見せていただいたが、一学年6人で男子のみ。
極めてゆとりのある教室、ただしカンニングなんて絶対に無理(笑)
児童たちは、極めて恵まれた自然環境の中で小学校の6年間を過ごすことができる。
東京のコンクリートジャングルの中で暮らす人にとっては極めてうらやましい限りであるが、
この小学校にも効率化の名のもとに統廃合の波がひたひたと迫っている。
今回の取り組みは、特色あるこの小学校の取り組みを活かして、小学校と地域の活性化を
図ろうとするものである。
先週と今週は「事業仕分け」の話題に事欠かない。
また、市町村合併の影響で統廃合されてなくなってしまった山村の学校も数多い。
世の中「効率化」の名の下に大切なものを捨てていないだろうか。
たまには「ゆうやけこやけ」でも歌って、もう一度大切なものはなにかを思い出したい。
銀行のバリアフリー化の動き
2013年というとあと4年後であるが、日本における65歳以上の人口が全人口の25%を超えると予想されている。つまり国民の4人に1人が65歳以上の高齢者という時代が目前に迫っているのだ。こうした急速な高齢化の影響もあり、近年バリアフリー新法等の整備がされ社会のバリアフリー化が進められている。一番身近に感じるのは駅など交通機関のバリアフリー化や役所など公共施設のバリアフリー化である。
しかし、とかくこれまでこうしたバリアフリー化は特定の施設に限定されているケースが多く、私たちがふだん使う施設ではまだまだバリアフリー化が進んでいない施設が多かった。
そんな中で、みずほ銀行では2005年から「ハートフルプロジェクト」と称して金融機関としては先進的なバリアフリー化に取り組んでいるそうである。
http://www.mizuho-fg.co.jp/csr/stakeholder/customer/barrierfree.html
先日、バリアフリー関係の研究者から聞いたのであるが、みずほ銀行における全国的なバリアフリー化の取組が全国各地で評価され、福祉の街づくり関係の表彰を連続受賞しているとのこと。
最近では、神奈川県から「平成21年度バリアフリー街づくり賞」を受賞
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0911/029/index.html
また北海道からも「平成21年度北海道福祉の街づくりコンクール」で受賞している。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/feg/chihuku/H21-maticon.htm
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/F97F4A7E-E5E5-477D-84E6-7DB7DF4489EC/0/mizuho.pdf
さらに、今年の2月には愛知県から「平成20年度愛知県人にやさしい街づくり賞」を受賞
http://www.pref.aichi.jp/kenchikushido/3/prize1.html
http://www.pref.aichi.jp/kenchikushido/3/prize1.html#no6
しており、平成18年度には「東京都福祉の街づくり功労者」の表彰も受けている。
http://www2.fukushihoken.metro.tokyo.jp/machiz/korosha.htm
http://www2.fukushihoken.metro.tokyo.jp/machiz/korosha/18_04.htm
あまり福祉の世界とは縁が遠いと考えられがちな銀行がこれだけ全国各地から表彰を受けているというのは極めて珍しいことであるが、ぜひ全国の金融機関にも公共的使命を意識しつつみずほ銀行を見習って「銀行のバリアフリー化」に取り組んでもらいたいと思う。
しかし、とかくこれまでこうしたバリアフリー化は特定の施設に限定されているケースが多く、私たちがふだん使う施設ではまだまだバリアフリー化が進んでいない施設が多かった。
そんな中で、みずほ銀行では2005年から「ハートフルプロジェクト」と称して金融機関としては先進的なバリアフリー化に取り組んでいるそうである。
http://www.mizuho-fg.co.jp/csr/stakeholder/customer/barrierfree.html
先日、バリアフリー関係の研究者から聞いたのであるが、みずほ銀行における全国的なバリアフリー化の取組が全国各地で評価され、福祉の街づくり関係の表彰を連続受賞しているとのこと。
最近では、神奈川県から「平成21年度バリアフリー街づくり賞」を受賞
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0911/029/index.html
また北海道からも「平成21年度北海道福祉の街づくりコンクール」で受賞している。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/feg/chihuku/H21-maticon.htm
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/F97F4A7E-E5E5-477D-84E6-7DB7DF4489EC/0/mizuho.pdf
さらに、今年の2月には愛知県から「平成20年度愛知県人にやさしい街づくり賞」を受賞
http://www.pref.aichi.jp/kenchikushido/3/prize1.html
http://www.pref.aichi.jp/kenchikushido/3/prize1.html#no6
しており、平成18年度には「東京都福祉の街づくり功労者」の表彰も受けている。
http://www2.fukushihoken.metro.tokyo.jp/machiz/korosha.htm
http://www2.fukushihoken.metro.tokyo.jp/machiz/korosha/18_04.htm
あまり福祉の世界とは縁が遠いと考えられがちな銀行がこれだけ全国各地から表彰を受けているというのは極めて珍しいことであるが、ぜひ全国の金融機関にも公共的使命を意識しつつみずほ銀行を見習って「銀行のバリアフリー化」に取り組んでもらいたいと思う。
グットデザインに求められるもの
先週、今年のグットデザイン大賞が決定した。
大賞は、JR北海道の岩見沢駅舎である。
http://www.g-mark.org/archive/2009/best15/09D06001.html
鉄道好きの筆者としては、うれしい限りである。
グットデザイン賞とは、通産省(現在の経済産業省)が日本の優れたインダストリアルデザインを
顕彰するために行なっている顕彰制度である。
インダストリアルデザインなので、単なるデザイン性だけでなく、機能性、使いやすさなどが伴うことが求められてきたが、近年はサスティナブル性などの視点も加わっている。
岩見沢駅の受賞の決め手は、駅舎が街の人々の集う場として機能している点にある。
すなわち、建物が生み出した見えないデザインとしての「社会デザイン」である。
これまで、デザインというと形あるもの、審美性などが求められたが、そもそもデザインは
誰のためにあるのかという原点を思い起させる今回の受賞だと感じている。
そもそもデザインの中心には人があって、人がデザインによって活き活きとするのであれば、
何も形がなくても「デザイン」と言えるのではないだろうか。
いつか、「社会デザイン」が「グットデザイン」として表彰される日が来るよう、研究を続けたいと思う。
大賞は、JR北海道の岩見沢駅舎である。
http://www.g-mark.org/archive/2009/best15/09D06001.html
鉄道好きの筆者としては、うれしい限りである。
グットデザイン賞とは、通産省(現在の経済産業省)が日本の優れたインダストリアルデザインを
顕彰するために行なっている顕彰制度である。
インダストリアルデザインなので、単なるデザイン性だけでなく、機能性、使いやすさなどが伴うことが求められてきたが、近年はサスティナブル性などの視点も加わっている。
岩見沢駅の受賞の決め手は、駅舎が街の人々の集う場として機能している点にある。
すなわち、建物が生み出した見えないデザインとしての「社会デザイン」である。
これまで、デザインというと形あるもの、審美性などが求められたが、そもそもデザインは
誰のためにあるのかという原点を思い起させる今回の受賞だと感じている。
そもそもデザインの中心には人があって、人がデザインによって活き活きとするのであれば、
何も形がなくても「デザイン」と言えるのではないだろうか。
いつか、「社会デザイン」が「グットデザイン」として表彰される日が来るよう、研究を続けたいと思う。
農産物のお土産
農林水産業関係の仕事で、現地におうかがいすると、地域の自慢の農産品をお土産として買って帰ることがある。
いまの季節だと、マツタケなどは軽くて、おいしくて、お土産品としては好適である。
先日、おうかがいした町ではぜひうちの集落でとれた新米を持って行ってくださいと言われて、新米3kgを買って帰った。買って帰ったというよりも、正確に言えば勧められたので買わずに帰るわけにもいかず、買って帰ったということである。
すでに、別の訪問地でりんごを入手していたので、帰りの荷物がたいへんなことになってしまった。
ただでさえ、現地で収集した書類やパソコンがあるのに、さらに農産品が10kgくらいになり、たいへんだった。
そういえば、昔小豆島で仕事をした際には、定宿にしているホテルでいつも地域産品をお土産にくださったものである。小豆島のそうめん2人前とかささやかなものであるが、あるとき、「いっしょうのおつきあい」と書かれた何やら大きな袋が出てきた。
何かと思えば、小豆島のお醤油が一升入っている。これには参った。確かにおいしいお醤油なのだが、醤油のペット瓶を持って飛行機に乗るのもなかなか勇気のいることである。
農産品や地域特産品のお土産もいろいろと地域性があっておもしろいが、たまに困ってしまうことがある。
ちなみに、新米は家で炊いたらたいへんおいしくいただいた。
いまの季節だと、マツタケなどは軽くて、おいしくて、お土産品としては好適である。
先日、おうかがいした町ではぜひうちの集落でとれた新米を持って行ってくださいと言われて、新米3kgを買って帰った。買って帰ったというよりも、正確に言えば勧められたので買わずに帰るわけにもいかず、買って帰ったということである。
すでに、別の訪問地でりんごを入手していたので、帰りの荷物がたいへんなことになってしまった。
ただでさえ、現地で収集した書類やパソコンがあるのに、さらに農産品が10kgくらいになり、たいへんだった。
そういえば、昔小豆島で仕事をした際には、定宿にしているホテルでいつも地域産品をお土産にくださったものである。小豆島のそうめん2人前とかささやかなものであるが、あるとき、「いっしょうのおつきあい」と書かれた何やら大きな袋が出てきた。
何かと思えば、小豆島のお醤油が一升入っている。これには参った。確かにおいしいお醤油なのだが、醤油のペット瓶を持って飛行機に乗るのもなかなか勇気のいることである。
農産品や地域特産品のお土産もいろいろと地域性があっておもしろいが、たまに困ってしまうことがある。
ちなみに、新米は家で炊いたらたいへんおいしくいただいた。




